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竜王戦 - みさと

2019/03/21 (Thu) 22:48:53

名人と竜王は同格とされる。しかし読売新聞社は竜王戦を「将棋界の最高棋戦」と称している。
その論拠は賞金額である。

竜王戦はタイトル戦の中で最も高い賞金を誇り、第34期(2021年)の優勝賞金は4400万円、敗者賞金は1650万円。
対局料は竜王が1450万円、挑戦者は700万円である。(第19期=2006年)

名人戦の賞金・対局料は公表されていないが、総額では竜王戦を下回るとされる。
だが、名人に支給されるのは賞金と対局料だけではないのだ。

名人戦の挑戦者は、A級順位戦の優勝者がなる。
A級棋士10名が総当たりのリーグ戦を行い、最高成績の棋士が挑戦者になり、下位2名はB級1組に降級する。
このA級順位戦の対局料は1局あたり100万円程度とされている。
そして、この対局料相当額が、実は順位戦を指さない名人にも支給されているのだ。俗に名人手当と呼ばれる。
これらを加算すると、名人と竜王の実入りはさほど変わらないと推測される。

竜王戦 - みさと

2019/03/21 (Thu) 23:34:14

竜王戦の主催は読売新聞社だが、野村ホールディングスが特別協賛、東急グループと株式会社明治が協賛となっている。

第30期(2017年)からは七番勝負第1局に東急グループの協賛がつき、同グループが保有している
セルリアンタワー地下の能楽堂での部分公開対局が行われるようになったほか、就位式の会場提供
も行っている。同グループはそのまま第31期(2018年)から竜王戦全体の協賛に加わった。
さらに同じ第31期からは野村ホールディングスが特別協賛として加わったほか、明治も「明治ヨー
グルトR-1」名義で協賛している。

【協賛(特別協賛)とは?】
「趣旨に賛同し、その実行を助けること」が本来の意味ですが、あるイベントに「協賛・○○」と書
いてある時は、協賛の会社がかなりのお金や物を提供しています。要するにスポンサーになること
です。
特別協賛となると、相当な部分のお金を出しており、冠協賛と言って、その会社の名前をイベント
の名称に付けることもあります。
王将戦に綜合警備保障が特別協賛し、棋戦名がALSOK杯王将戦となったこと、
棋聖戦にヒューリックが特別協賛し、棋戦名がヒューリック杯棋聖戦となったことなどが好例でしょう。

竜王戦 - みさと

2019/05/16 (Thu) 09:17:44

叡王戦はキリン株式会社、マカフィー株式会社、株式会社タカラレーベン、株式会社デンソーが協賛
しています。
さらに特別協賛社を迎えたらどうでしょうか。ソフトバンク、楽天、阿含宗あたりならお金を出して
くれそうな気がします。


阿含・桐山杯叡王戦・・・悪くはないです。

Re: 竜王戦 - みさと

2021/10/09 (Sat) 06:36:18

タイトル戦一覧 (  )は主催者

■竜王戦(読売新聞社)
特別協賛:野村ホールディングス
協賛:東急グループ、UACJ、ヘーベルハウス、あんしん財団、日本中央競馬会

■名人戦(朝日新聞社・毎日新聞社)
協賛:大和証券グループ

■伊藤園お~いお茶杯王位戦(新聞三社連合)
特別協賛:伊藤園

■王座戦(日本経済新聞社)
特別協賛:東海東京証券

■棋王戦コナミグループ杯(共同通信)
特別協賛:コナミホールディングス
協賛:大塚製薬

■叡王戦(不二家)
特別協賛:ひふみ
協賛:中部電力、豊田通商、豊田自動織機

■ヒューリック杯棋聖戦(産経新聞社)
特別協賛:ヒューリック

■ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社・毎日新聞社)
特別協賛:綜合警備保障
協賛:囲碁・将棋チャンネル、立飛ホールディングス

:将棋・竜王戦を通じた秋季GⅠプロモーションの実
施 一式
2.随意契約の予定日:令和 3 年 9 月 24 日

Re: 竜王戦 - みさと

2021/10/11 (Mon) 08:18:20

竜王戦の主催は読売新聞社ですが、野村ホールディングスが特別協賛、東急グループ・UACJ・ヘーベルハウス・あんしん財団が協賛となっています。

協賛とは、「趣旨に賛同し、その実行を助けること」が本来の意味ですが、あるイベントに「協賛・○○」と書いてある時は、協賛の会社がかなりのお金や物を提供しています。要するにスポンサーになることです。
特別協賛となると、相当な部分のお金を出しており、冠協賛と言って、その会社の名前をイベントの名称に付けることもあります。

さて、昨日初めて気づいたのですが、JRAが竜王戦の協賛に名を連ねていました。まさか、と思ってJRAのホムペを見ると、9月3日付でJRA法務部契約室と博報堂との間で契約が結ばれています。
理由は「将棋・竜王戦を通じた秋季GⅠプロモーションの実施」となっていました。

確かに七番勝負の日程は秋のG1と丸かぶりではあります。しかし素朴な疑問として、竜王戦に協賛すると秋季G1のプロモーションになるのでしょうか?
せいぜい、対局者がインタビューを受けるバックの屏風にJRAのロゴが入るくらいでしょう。
渡辺名人をはじめ棋士には競馬ファンが多いですが、豊島竜王が競馬好きという話は聞きません。藤井三冠は未成年なので馬券は買えません。

竜王戦第2局は10月22、23日に京都市で行われます。その翌日の24日に菊花賞。(例年なら京都競馬場ですが今年は改修工事のため阪神)
インタビューで「ところで菊花賞の注目馬は?」「そうですね、ステラヴェローチェを買ってみたいと思います」という言葉でも引き出せればプロモーションになるのでしょうが・・・・・。

まあ、スポンサーが増えることは将棋界にとっていいことです。JRAの上層部には凄く頭のいい人がいるはずなので、何らかの成算があるのでしょう。

Re: 竜王戦 - みさと

2024/04/14 (Sun) 21:21:37

第1期竜王戦七番勝負も忘れられない。米長邦雄九段対島朗六段。キャリア・実績から米長有利との見立てが多かった。なかには「大豪米長に挑む挑戦者島」と間違った記事を書く新聞もあった。

タイトル戦の番勝負ともなれば、和服を着用するのが慣例。しかし島は全局スーツで通した。しかも対局ごとにスーツを替え、それに合わせてバッグもコーディネートするという念の入れようであった。

第1局の前夜歳で、島はオレンジジュースを飲んでいたという。島だってビールぐらい飲めない訳ではないのだ。
さらに、指しかけの1日目の夜には囲碁も麻雀も打たず、持参した水着を着用してホテルに併設のプールで泳いでいた。

こうしたリズムの島に調子を狂わされたか、4勝0敗という一方的なスコアで島が第1期竜王の座に輝いた。4連敗で竜王位を逃した米長はその夜、奇声をあげながらホテルの廊下を全裸で駆け回ったという。

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